個人墓地の移設・改葬手続きガイド【許可条件・例外・必要書類など】

お墓の引越

個人墓地の移設・改葬手続きガイド【許可条件・例外・必要書類など】

「山の中に先祖代々のお墓があるが、足腰が弱くなってお参りできなくなった」「子どもが遠方に住んでおり、自分の所有地にある家族墓の管理を続けられるか不安」——こうしたご相談は、広島市の中山間部を中心に年々増えています。

自分の土地にある個人のお墓(個人墓地)の移設や改葬は、一般的な霊園・寺院墓地とは異なる法律上のルールが存在します。このページでは、個人墓地の移設・改葬に関する手続き・許可条件・注意点を、広島市安佐北区を拠点に2,000件以上の施工実績を持つおばら石材が、わかりやすく解説します。

「自分の土地の墓をどうしたらいいか相談したい」その段階でもお気軽に。相談・見積もりはすべて無料です。

個人墓地とは?自分の土地にある先祖代々の家族墓

山間部の斜面に建てられた個人墓地

個人墓地(個人墓地)とは、公営・民営の霊園や寺院墓地とは異なり、個人が所有する土地の一角に設けられた、家族専用のお墓のことです。地域によっては「先祖墓」「野墓(のはか)」とも呼ばれ、農村部・山間部・中山間地域を中心に、広島市内でも今なお多く残っています。

みなし墓地(法第26条)について

「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)」第26条では、この法律の施行以前に従前の命令(旧法令)に基づき都道府県知事の許可を受けて墓地を経営していた者は、新しい法律でも許可を受けたものとみなすと定めています。これが「みなし墓地」と呼ばれる根拠です。

なお実態としては、当時の許可の有無が書類で確認できないまま引き継がれてきた個人墓地も多く、行政の実務上は昭和23年以前から存在する個人墓地を広くみなし墓地的に扱う傾向があります。ただし、自分の墓地がみなし墓地として認められているかどうかは自治体の墓地台帳(行政が管理する市区町村内の墓地の一覧・記録簿)で確認できますので、不安がある場合は担当窓口にご確認ください。

いずれにせよ、「みなし墓地であれば自由に移設・拡張・新設できる」というわけではありません。あくまでも「現状のまま管理・維持することが前提」であり、場所を動かしたり区画を拡げたりする場合には、改めて行政への手続きが必要です。

広島市の中山間部に見られる個人墓地の現状

広島市の安佐北区・安佐南区の山間地域、佐伯区・安芸区の農村部などには、こうした個人墓地が今も多く点在しています。高齢化・核家族化・人口の都市集中が進むにつれ、次のようなご相談がおばら石材にも年々増えています。

  • 「山道が急で、高齢になりお参りが体力的に難しくなった」
  • 「子どもが県外・海外に移住しており、将来的に管理できる人がいない」
  • 「草刈りや清掃のたびに業者を頼んでいるが、費用と手間がかかりすぎる」
  • 「いざとなったらどこに相談すればいいかわからない」

こうした背景から、「個人墓地をどうにかしたい」という方が増えているのが現状です。しかし、個人墓地の取り扱いには独自のルールがあり、まずその全体像を把握することが重要です。

📌 このページは「広島市でお墓を移動する方法(改葬・墓石移設の全体像)」の個人墓地に関するページです。改葬全体の流れ・費用・移動先選びについては、上記リンクで詳しく解説しています。

個人墓地の移設・新設が難しい理由|墓地法と自治体の取り扱い

個人墓地の移設・新設が難しいと考えている人

法律上の根拠:墓地法第10条

墓地の設置・運営には、「墓地、埋葬等に関する法律」第10条に基づき、都道府県知事(政令指定都市では市長)の許可が必要です。条件を満たせば広島県内の多くの自治体で申請・許可が可能です。ただし、個人墓地については地域や自治体ごとに取り扱いが異なり、許可が下りにくい自治体もあります。土地の状況や周辺環境によっても判断が分かれるため、一般的な墓地とは異なる検討が必要となるケースもあります。

許可の可否を左右する主な審査ポイントは次の3点です。実際の可否や進め方については事前に確認や調整が必要ですので、気になる方は担当窓口またはおばら石材に個別にご相談ください。

  • 衛生上の観点:地下水・生活用水への影響がない立地であること
  • 管理継続性:後継者や長期管理体制が確保できること
  • 土地利用計画との整合:都市計画・農地法・森林法など他の法規制に適合すること

自治体によって取り扱いが異なる点に注意

⚠️ 重要:地域・自治体によって判断が異なります

個人墓地の移設・新設については、地域や自治体ごとに取り扱いが大きく異なります。中山間部・離島など、公営墓地へのアクセスが著しく困難な地域では、条件付きで申請を受け付けている自治体や、個別に相談に応じているケースも見られます。土地の状況や周辺環境によっても判断が分かれることがあるため、必ず現在の墓地がある市区町村の担当窓口に事前相談を行ってください。

つまり、「うちの市町村では認められた」というケースがある一方で、認められないケースもあります。インターネット上の情報だけで判断せず、必ず窓口への確認を行うことが重要です。

「自分の土地だから自由に動かせる」は誤解

よくある誤解として、「所有地にある墓は自分の財産だから自由に移動できる」というものがあります。しかし、法律上は次の2つの許可が別々に必要です。

必要な手続き内容根拠法
改葬許可 遺骨を現在の場所から別の場所へ移す際に必要 墓地、埋葬等に関する法律 第8条
墓地の廃止・新設許可 墓地(土地としての個人墓地)そのものを移設・新設する際に必要 墓地、埋葬等に関する法律 第10条

「改葬(遺骨を動かすこと)」と「墓地の移設(土地・場所を動かすこと)」は、法律上まったく別の手続きです。遺骨だけを正規の霊園・納骨堂に移す「改葬」は認められますが、個人墓地そのものを別の場所に移設するには、改葬許可に加えて墓地新設許可が必要となります。

個人墓地の新設を検討している方へ|認められる条件と現実的な代替案

個人墓地の新設イメージ

「父が亡くなり、自分の土地にお墓を建てたい」「先祖の墓がある場所の隣に、新たに区画を設けてまとめたい」——個人墓地の新設を希望する方からのご相談も、おばら石材には少なくありません。前章で解説したとおり、個人墓地の新設は自治体ごとに取り扱いが異なりますが、条件を満たせば許可が得られるケースもあります。このセクションでは、「新設を希望する場合にはどうするか」「現実的にはどのような選択肢があるか」を整理します。

新設が認められる条件と可能性

個人墓地の新設については、地域や自治体ごとに取り扱いが異なります。公営墓地が著しく少ない中山間地域・離島・農村部など、周辺に代替となる供養の場がほとんどない特殊な環境では、一定の条件を満たした場合に申請を受け付けてくれる自治体もあります。また、土地の状況・周辺環境・後継者の有無によっても判断が分かれることがあるため、一般的な墓地とは異なる検討が必要となるケースもあります。

📌 大切な前提:個人墓地の新設については、インターネット上の情報だけで可否を判断することは危険です。「他の地域では認められた」という情報が自分の自治体に当てはまるとは限りません。まず現在の個人墓地(または新設希望地)がある市区町村の担当窓口(保健所・生活衛生担当課等)に直接ご相談ください。実際の可否や進め方については事前の確認と調整が必要です。気になる方はおばら石材にも個別にご相談いただけます。

新設申請にあたって確認が必要な主な事項

仮に申請を進める場合、一般的に次のような点が確認・審査の対象となります。ただし判断基準は自治体により大きく異なるため、あくまでも参考としてご確認ください。

  • 周辺に代替となる墓地・納骨堂が存在するか:近隣に公営・民営の墓地が整備されている地域では、個人新設の必要性が認められにくい傾向がある
  • 土地の法的区分・条件:農地・保安林(水源の保全や土砂崩れ防止のため国が指定した森林)・市街化調整区域(市街化を抑制するため建物の建設が原則制限されている区域)など、他の法規制がかかっていないか(農地への設置は農地法により別途許可が必要)
  • 衛生上の問題がないか:水源・河川・生活用水への影響が生じる場所でないか
  • 後継者・管理体制の見通し:長期的に維持・管理できる体制があるか
  • 近隣関係者の同意:隣接地権者・自治会等から同意が得られるか

新設申請と並行して検討すべき代替選択肢

個人墓地の新設申請には時間・書類・行政との調整が必要であり、認められない可能性も踏まえたうえで、代替となる供養の形をあわせて検討しておくことが現実的です。

選択肢 費用感 管理の手間 後継者不要 こんな方に向く
個人墓地の新設 墓石代のみ(比較的安価) すべて自己管理 代々の土地に埋葬したい・先祖と同じ場所に眠りたい
市営・公営霊園 使用料+墓石代 清掃・管理料あり 費用を抑えつつ、公的な管理で安心したい
民営霊園・寺院墓地 使用料+墓石代(幅広い) 清掃・管理料あり 宗教・宗派にこだわりがある・アクセス重視
納骨堂 数万〜数十万円 少ない(屋内管理) 条件による お参りしやすい場所がいい・管理の手間を省きたい
合葬墓(永代供養) 5万円〜/1名 ほぼなし 後継者がいない・費用を最小限にしたい

「個人の土地に建てたい」という気持ちは十分に理解できます。一方で、後継者の有無・将来的な管理体制・アクセスのしやすさという現実的な視点からも選択肢を広げて検討されることをおすすめします。おばら石材では、各選択肢のメリット・デメリットを中立的にご説明し、ご家族にとって最適な形をともに考えます。

⚠️ 「まず建てて、後から申請すればいい」は絶対にNG

無許可で遺骨を埋葬したり、墓地として届け出なしにお墓を建てることは、「墓地、埋葬等に関する法律」に違反する行為です。後から発覚した場合、撤去命令・行政指導の対象となることがあります。必ず事前に担当窓口への相談と許可取得を行ってから工事を進めてください。

「うちの場合はどうなる?」
個人墓地のことはおばら石材に直接ご相談ください

現地確認・お見積もりは無料。LINEの写真・動画でそのまま概算見積もりも可能です。
しつこい営業は一切ありません。まず話だけでも歓迎です。

移設が認められる特殊ケース|公共工事・災害時の申請条件と流れ

公共工事で移設が必要な個人墓地の状況を示すイメージ

自治体ごとの取り扱いは異なりますが、特殊事情により許可申請を受け付けてもらえるケースがあります。代表的な事由は以下の2つです。

例外事由 対象となる主な具体例 必要となる証明書類(目安)
①公共工事による立ち退き
  • 道路拡幅・新設工事
  • 河川改修工事
  • 圃場整備(農地の区画整理)
  • 土地区画整理事業
事業認定書・用地取得関係書類(工事施工者・事業者から交付されるもの)
②自然災害による危険な状態
  • 土砂崩れ・地すべり
  • 水害・浸水被害
  • 崖崩れによる倒壊・損壊
罹災証明書(市区町村発行)・被害状況の写真・記録

いずれの場合も、証明書類を根拠として行政の担当窓口と事前に協議を行うことが必須です。工事・災害の事実があっても、窓口への相談なしに工事を進めることはできません。

許可申請の基本的な流れ

1

担当窓口への事前相談(必須)

現在の個人墓地がある市区町村の保健所または生活衛生担当課(広島市の場合は広島市保健所 環境衛生課)に、まず事前相談を行います。「移設の可否」「必要な書類の種類」「手続きの具体的な流れ」を必ずこの段階で確認してください。石材業者への依頼より先に、この窓口相談を行うことが重要です。

2

必要書類の収集・準備

窓口で案内された書類を準備します。自治体により異なりますが、一般的に必要となる書類は以下のとおりです。

  • 墓地廃止申請書(現在の個人墓地を廃止する申請)
  • 土地の登記簿謄本(土地の所有者や権利関係を証明する公的書類)・公図(法務局が管理する土地の形状・境界を示した地図)
  • 移設理由を証明する書類(工事計画書・罹災証明書等)
  • 移転先の概要(場所・規模)
  • 周辺関係者の同意書(必要な場合)
3

申請書類の提出・審査

必要書類を揃えて担当窓口に提出します。書類審査・現地確認を経て、許可または不許可の通知が届きます。審査期間は自治体・案件の複雑さによって異なります。

4

改葬許可申請(並行して手続き)

墓地移設の許可申請と並行して、遺骨を移動するための「改葬許可証」の取得も必要です。改葬許可は別の手続きとなるため、どちらを先に進めるかも窓口で確認してください。

⚠️ 「管理が大変」だけでは例外申請は通りにくい

特殊申請はあくまでも「特殊」です。「遠くて来られない」「草刈りが大変」「後継者がいない」といった理由のみでは、多くの自治体で申請が認められないのが現状です。まず担当窓口に正直に現状を伝え、ご自身の状況が該当するかを確認することが最初のステップです。現実的な対応策については、次の章で詳しく解説します。

「公共工事の通知が届いた」「災害でお墓が被害を受けた」——まずおばら石材にご相談ください。状況を確認し、手続きの進め方をご案内します。

遠方・田舎の個人墓地を改葬する手順|役所手続きと墓石移設との違い

個人墓地を改葬する手順を調べるイメージ

「個人墓地の管理が難しくなった」「遠方にいて維持できない」という場合は、最寄りの墓地に墓石ごと移動、もしくは「遺骨だけを改葬先(霊園・納骨堂・合葬墓)に移す改葬」となるケースが大半です。

「墓石移設」と「改葬のみ」の違いを整理する

個人墓地を動かす方法として、「墓石ごと別の場所に移す」か「遺骨だけを正規の改葬先に移す」かで、手続きと費用が大きく異なります。

比較項目 墓石移設(石も一緒に移す) 改葬のみ(遺骨だけ移す)
墓石の扱い 解体して別の場所に再建立 現地で解体・撤去・廃棄
遺骨の扱い 再建立した墓石の下に納骨 霊園・納骨堂・合葬墓へ納骨
行政手続き 改葬許可+移設先が個人墓地の場合のみ墓地新設許可 改葬許可のみ(比較的スムーズ)
費用目安 高め(運搬・再建立費が加算) 比較的安価(解体・撤去+改葬先の費用)
実現性 移転先が墓石持込を許可している場合 改葬先が決まれば比較的進めやすい
💡 ポイント:墓石ごと移動するか、遺骨のみを移すかは、墓石の状態・移設先の規定・搬出のしやすさ・費用・今後の管理のしやすさなどを踏まえて判断します。先祖代々の墓石をそのまま残したい場合は墓石移設が向いていますが、区画の制限や費用、搬出条件によっては「改葬のみ(遺骨を移す)」の方が現実的なこともあります。

遠方・田舎の個人墓地から改葬する:実際の手順

1

改葬先を決める

市営墓地・民間霊園・納骨堂・合葬墓(永代供養墓)の中から、アクセス・費用・後継者の有無・宗派などを考慮して選びます。改葬先が決まらないと改葬許可申請書を記入できないため、最初に決めることが重要です。移動先の選び方はピラーページで詳しく解説しています。

2

改葬許可申請(個人墓地がある自治体の窓口へ)

遺骨がある市区町村の担当窓口(保健所・市民課等)に「改葬許可申請書」を提出し、「改葬許可証」を取得します。個人墓地の場合、申請書の「現在の墓地の管理者」欄は土地所有者本人またはその代理人が記入・押印します。広島市の場合は広島市保健所 環境衛生課が窓口です。

3

石材業者に解体・撤去の依頼(現地調査)

石材業者が現地に出向き、墓石の解体・遺骨の取り出し・撤去を行います。山間部・狭隘地ではクレーンが入れない場合もあるため、現地調査での確認が重要です。おばら石材では遠方の方向けにLINEの写真・動画で概算見積もりも対応しています。

4

遺骨の取り出し・改葬先への納骨

石材業者・ご家族立会いのもと遺骨を取り出し、改葬許可証とともに改葬先へ持参・納骨します。納骨の際、改葬先の管理者に改葬許可証を提出します。

5

現地の更地化と今後の土地管理

個人所有地の場合、更地にした後も土地は引き続き自分たちで管理することになります(霊園のような「区画の返還」という概念がないため)。将来的な土地活用の方針もあわせて検討しておきましょう。

ピラーページ(全体ガイド) 広島市でお墓を移動する方法(改葬・墓石移設の全体像)|改葬許可・費用・移動先選びを網羅

個人墓地の改葬に必要な書類一覧と寺院への相談ポイント

個人墓地の改葬に関して寺院へ相談するイメージ

個人墓地の改葬では、一般的な改葬手続きに加えて個人墓地ならではの書類上の注意点があります。改葬許可申請書の取得方法や窓口の流れなど全体の手続きはピラーページで詳しく解説しています。ここでは個人墓地特有のポイントに絞ってまとめます。

個人墓地の改葬で特に注意すべき書類のポイント

✅ 個人墓地ならではの注意点チェックリスト

  • 改葬許可申請書「墓地管理者」欄の記入:一般的な霊園・寺院と異なり、個人墓地の場合は土地所有者(または委任状を受けた代理人)が管理者として記入・押印する。霊園の管理事務所のような窓口は存在しないため、この点を事前に担当窓口に確認すること
  • 墓地使用者以外が申請する場合:土地所有者の子・配偶者など家族が代理申請する場合、土地所有者(墓地使用者)の承諾書と本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)の写しが必要になるケースがある
  • 遺骨の縁故関係の証明:申請者が埋葬されている遺骨の縁故者(血縁・婚姻などの関係がある近親者)であることを証明する書類(戸籍謄本等)の提出を求められる場合がある
  • 埋葬人数・遺骨の状態の事前把握:古い個人墓地では埋葬者数が不明なケースも多い。骨壷の数・遺骨の状態を家族で把握しておくと手続きがスムーズに進む

⚠️ 広島市の場合(参考)

広島市の場合、改葬許可申請書1枚に必要事項をまとめて記入する形式となっており、「埋葬証明書(遺骨が現在の場所に埋葬されていることを証明する書類)」「受入証明書(改葬先が遺骨の受け入れを認めたことを証明する書類)」の別途取得は不要とされています(申請書内に統合)。ただし、現在のお墓が広島市外にある場合は、そのお墓がある自治体のルールに従う必要があります。自治体ごとに書類の種類や取り扱いが異なるため、必ず事前に担当窓口にご確認ください。

寺院(檀家関係)がある場合の注意点

個人墓地であっても、特定の寺院と「檀家関係(長年のお付き合い)」がある場合、改葬後も寺院との関係が継続するのが一般的です。ただし、状況によっては以下の確認・対応が必要です。

状況 確認・対応すべきこと ポイント
檀家関係を継続する場合 改葬先の寺院・霊園が現菩提寺(先祖代々のお墓をお預けしている、ゆかりのある寺院)と同じ宗派に対応しているか(もしくは宗旨不問)を確認し、改葬の意向を菩提寺に相談 関係が継続できれば、お布施や法要はこれまで通り続けられる
新宗派の改葬先へ移る場合 現菩提寺との関係変更(離檀)を相談。離檀料(5〜20万円程度)が発生する場合があるが、法的な支払い義務はない 任意の手続き。寺院と丁寧に話し合いながら進めることが重要。一方的な通告は避ける
檀家関係が不明な場合 過去の葬儀記録・位牌・過去帳などを手がかりに関係寺院を確認 関係の有無を把握しておくことで、後々のトラブルを防げる
💡 ポイント:個人墓地からの改葬でも寺院との長年のご縁は基本的に継続します。新しい改葬先が現菩提寺と同じ宗派(もしくは宗旨不問)であれば手続きは不要でスムーズに進められます。宗旨を変更する場合は事前相談がマナーとなります。

手続きを進める順序と各専門家の役割

個人墓地の改葬は複数の関係者が絡みます。以下の順序で進めると、手続きがスムーズです。

順序相談先確認する内容
市区町村の担当窓口
(保健所・環境衛生課等)
個人墓地の移設可否・改葬許可申請の方法・必要書類の種類
改葬先
(霊園・寺院・納骨堂)
受け入れ条件・費用・必要書類・個人墓石の持込可否
関係寺院
(檀家関係がある場合)
今後もお布施・法要のご縁を継続できるかご相談ください。
石材業者
(おばら石材等)
現地調査・費用見積もり・解体撤去工事の依頼。手続きのアドバイスも可
💡 おばら石材のサポート:石材業者は工事だけでなく、手続きの流れのアドバイスや改葬先のご紹介まで対応しているケースもあります。「何から始めたらいいかわからない」という段階でも、おばら石材では無料でご相談をお受けしています。遠方・山間部の個人墓地についても、LINEでの写真・動画見積もりに対応しています。

書類の準備から寺院との交渉まで、わからないことはおばら石材に。個別のケースに合わせて無料でご案内します。

まとめ:個人墓地の移設・改葬で押さえておくべきこと

個人墓地の移設がうまくいき、喜んでいる家族のイメージ

📌 このページのまとめ

  • 個人墓地(みなし墓地)とは:個人が所有する土地に設けられた家族専用のお墓。戦前から続くものは法的に保護されているが、「自由に動かせる」わけではない
  • 新設・移設には許可申請が必要です:「墓地、埋葬等に関する法律」に基づき、新規の墓地設置には知事・市長の許可が必要ですが、広島県内では条件を満たせば申請が可能です。自治体によって取り扱いが異なるため、必ず担当窓口にご確認ください。
  • 例外ケースが認められる条件:公共工事による立ち退きや自然災害による危険な状態。「管理が大変」だけでは認められないことが多い
  • 手続きの順序が重要:①担当窓口への事前相談 → ②改葬先の決定 → ③関係寺院への相談 → ④石材業者への依頼、という流れで進める
  • 自治体によって取り扱いが異なる:インターネットの情報だけで判断せず、必ず現在の個人墓地がある市区町村の担当窓口に相談することが最初のステップ

個人墓地に関する手続きは、一般的な霊園・寺院墓地の改葬よりも複雑で、自治体・土地の状況・寺院との関係などによって対応が変わります。「自分の場合はどうすればいいか」という個別のご相談に、おばら石材はお応えしています。広島市安佐北区を拠点に広島県全域に対応。遠方の方もお気軽にご連絡ください。

ピラーページ(全体ガイド)に戻る 広島市でお墓を移動する方法(改葬・墓石移設の全体像)|改葬許可・費用・移動先選びを網羅

個人墓地のことも、
おばら石材にまるごとご相談ください

手続きのご案内から現地調査・解体・改葬先のご紹介まで、ワンストップで対応します。
初回相談・現地確認・お見積もりはすべて無料。しつこい営業は一切ありません。